「ポケットモンスターブラック・ホワイト」のつくりかた 3
阅读语言 · 中文翻译准备中
こんにちは、Web担当のにょろリカです。
「ポケットモンスターブラック・ホワイト」開発スタッフインタビュー・第3弾は、
サウンドデザイナー・景山将太に突撃してみました!
——
**―それでは、自己紹介をお願いします。** こんにちは、お久しぶりです!
サウンドデザイナーの景山将太です。
「ポケットモンスターブラック・ホワイト」では、サウンドリーダーを担当しました。 **―具体的に、どのような部分を担当したのかを教えてください。** ゲーム内のBGM制作をはじめ、ゲーム中で流れるサウンド全体の
方向性を決めたり、サウンドの設計…BGMや効果音をロードする
仕組みとか、音質を良くするためにどうすれば良いか?などを
プログラマーと相談しながら進めたり、“このシーンやこの街には
どのような音楽をつけたら良いか”などといった、
「ゲームの中での音楽の演出」全般を担当しました。
あとは、僕たちが「音の遊び」と呼んでいる部分とか。 **―「音の遊び」とはどのようなものでしょう?** 例えば、カラクサタウンに入ってからすぐの場所に、ピアノ奏者と
ドラム奏者のいる建物があるのですが、その2人に話しかけると
それまで流れていた曲にピアノとドラムの音が追加されるという
仕掛けがあるんですよ。
このような「インタラクティブな音遊び」の部分を「音の遊び」と
呼んでいます。
他にも、主人公が道路を歩くと、その歩行に合わせてドラムの
リズムが流れたり。主人公を動かすことで、ゲームのプレイヤーが
演奏に参加しているような気分が味わえれば良いなと思っています。
冒険のワクワク感を演出してみたのですが、いかがでしょう?
ほぼ全部の道路でやっているので、チェックしてみてください。 それから、季節が変わると、道路で流れる曲のイントロや
使われている楽器が変わります。
今月からゲームの中の季節が「夏」になったので、もしかすると
気がついたユーザーの方もいるかもしれませんね。
その他にも色々と細かい「音の遊び」を隠しているので、たくさん
見つけてもらえると嬉しいです。 **―今回はそれぞれの街で流れる曲が、とても印象深いです。
街によって曲の雰囲気が全然違いますよね。** 今回の舞台であるイッシュ地方というのは、色んな人たちが、
色んな文化や価値観をそれぞれ持ちつつ共存しているんです。
そのことを音楽でも表現したかったので、街の曲は世界中の
色んな民謡や国歌といった音楽のエッセンスを取り入れた、
「今までのポケモン音楽にはない」曲になっています。
それぞれの街のBGMには、あえて統一感を持たせていません。 「ポケットモンスターブラック・ホワイト」は、プロジェクト全体として
「今までのポケモンのつくり方にこだわらない」というスローガンを
掲げていたのですが、実は、僕は「まったく違うものばかりでは
ポケモンじゃなくなっちゃう!」という懸念を抱いたんです。
変わらないことで、ユーザーの方が安心する部分もあると思っていて、
「何を残せばポケモンになるんだろう?」と、いつも考えていました。
思いっきり斬新に変えた部分と、ずっと変わらない部分とのバランスを、
いつも意識していましたね。
たとえば、今回のポケモンセンターの曲は、あえてポケモンの
原点である「ポケットモンスター 赤・緑」のアレンジに似せています。 **―確かに、新しい街で知らない曲が流れるとワクワクしますが、
同時に何が起こるかちょっと不安でもありますよね。
でも、そんな「知らない土地」でもポケモンセンターに入ると
「いつもの曲」が流れてくるので、ホッとしました。
話が変わりますが、景山さんの「今後やってみたいこと」を教えてください。** まずはポケモンの音楽を今以上にもっと広めたい。
さらに言うと、ゲーム音楽の良さや楽しさを世の中に広めたいです。
そのためには、ゲームそのものを出していくことはもちろん、
将来的にコンサートやライブをやれたらいいな、と考えています。
個人的にはオーケストラとピアノで共演したい!(笑) **―壮大ですねー!
ちなみに、「ポケットモンスターブラック・ホワイト」で、
特に思い入れが強い曲はありますか?** 今回、僕が一番思い出深い曲は、ラストシーンで流れるピアノ曲です。
ネタバレになってしまうので細かいことをお話しできないのが残念ですが、
ラストシーンでのキャラクターの心情をすごく考えて、
そのキャラクターになりきって作曲をしました。
[プランナーのまつみや](http://www.gamefreak.co.jp/blog/staff/?p=202)からシナリオをもらって、セリフを読み上げながら
ずーっとピアノを弾いて(笑)。 **―…その作曲スタイルは一般的なのでしょうか?** うーん…多分一般的ではないと思います(笑)。
僕なりに色々やってみた結果、この手法が一番“曲に想いを込められる”と
思ったから、今回はこのような作曲スタイルになりました。 **―景山さんのオリジナルスタイルなのですね。
最後になりますが、スタッフボイス読者のみなさんへの
メッセージをお願いします。** 10月20日に「ポケットモンスターブラック・ホワイト」のサウンドトラックCDが
発売されます。
今回は1曲1曲をじっくり楽しんでもらいたかったので、長めに(2ループ分の
長さを)収録しています。
サウンド担当のスタッフ1人1人の“こだわりの1曲”をサントラのために
アレンジしたボーナストラックも収録しているので、ぜひチェックしてください。
あと、最初の方で話していますが、ゲーム中に隠れているたくさんの
「音の遊び」を見つけて遊んでもらえると嬉しいです!
景山将太でした!
—–
[⇒「ポケットモンスターブラック・ホワイト」サウンドトラックの詳細はコチラ](http://www.pokemon-sp.jp/special-sp/g_music/index.html)
「ポケットモンスターブラック・ホワイト」開発スタッフインタビュー・第3弾は、
サウンドデザイナー・景山将太に突撃してみました!
——
**―それでは、自己紹介をお願いします。** こんにちは、お久しぶりです!
サウンドデザイナーの景山将太です。
「ポケットモンスターブラック・ホワイト」では、サウンドリーダーを担当しました。 **―具体的に、どのような部分を担当したのかを教えてください。** ゲーム内のBGM制作をはじめ、ゲーム中で流れるサウンド全体の
方向性を決めたり、サウンドの設計…BGMや効果音をロードする
仕組みとか、音質を良くするためにどうすれば良いか?などを
プログラマーと相談しながら進めたり、“このシーンやこの街には
どのような音楽をつけたら良いか”などといった、
「ゲームの中での音楽の演出」全般を担当しました。
あとは、僕たちが「音の遊び」と呼んでいる部分とか。 **―「音の遊び」とはどのようなものでしょう?** 例えば、カラクサタウンに入ってからすぐの場所に、ピアノ奏者と
ドラム奏者のいる建物があるのですが、その2人に話しかけると
それまで流れていた曲にピアノとドラムの音が追加されるという
仕掛けがあるんですよ。
このような「インタラクティブな音遊び」の部分を「音の遊び」と
呼んでいます。
他にも、主人公が道路を歩くと、その歩行に合わせてドラムの
リズムが流れたり。主人公を動かすことで、ゲームのプレイヤーが
演奏に参加しているような気分が味わえれば良いなと思っています。
冒険のワクワク感を演出してみたのですが、いかがでしょう?
ほぼ全部の道路でやっているので、チェックしてみてください。 それから、季節が変わると、道路で流れる曲のイントロや
使われている楽器が変わります。
今月からゲームの中の季節が「夏」になったので、もしかすると
気がついたユーザーの方もいるかもしれませんね。
その他にも色々と細かい「音の遊び」を隠しているので、たくさん
見つけてもらえると嬉しいです。 **―今回はそれぞれの街で流れる曲が、とても印象深いです。
街によって曲の雰囲気が全然違いますよね。** 今回の舞台であるイッシュ地方というのは、色んな人たちが、
色んな文化や価値観をそれぞれ持ちつつ共存しているんです。
そのことを音楽でも表現したかったので、街の曲は世界中の
色んな民謡や国歌といった音楽のエッセンスを取り入れた、
「今までのポケモン音楽にはない」曲になっています。
それぞれの街のBGMには、あえて統一感を持たせていません。 「ポケットモンスターブラック・ホワイト」は、プロジェクト全体として
「今までのポケモンのつくり方にこだわらない」というスローガンを
掲げていたのですが、実は、僕は「まったく違うものばかりでは
ポケモンじゃなくなっちゃう!」という懸念を抱いたんです。
変わらないことで、ユーザーの方が安心する部分もあると思っていて、
「何を残せばポケモンになるんだろう?」と、いつも考えていました。
思いっきり斬新に変えた部分と、ずっと変わらない部分とのバランスを、
いつも意識していましたね。
たとえば、今回のポケモンセンターの曲は、あえてポケモンの
原点である「ポケットモンスター 赤・緑」のアレンジに似せています。 **―確かに、新しい街で知らない曲が流れるとワクワクしますが、
同時に何が起こるかちょっと不安でもありますよね。
でも、そんな「知らない土地」でもポケモンセンターに入ると
「いつもの曲」が流れてくるので、ホッとしました。
話が変わりますが、景山さんの「今後やってみたいこと」を教えてください。** まずはポケモンの音楽を今以上にもっと広めたい。
さらに言うと、ゲーム音楽の良さや楽しさを世の中に広めたいです。
そのためには、ゲームそのものを出していくことはもちろん、
将来的にコンサートやライブをやれたらいいな、と考えています。
個人的にはオーケストラとピアノで共演したい!(笑) **―壮大ですねー!
ちなみに、「ポケットモンスターブラック・ホワイト」で、
特に思い入れが強い曲はありますか?** 今回、僕が一番思い出深い曲は、ラストシーンで流れるピアノ曲です。
ネタバレになってしまうので細かいことをお話しできないのが残念ですが、
ラストシーンでのキャラクターの心情をすごく考えて、
そのキャラクターになりきって作曲をしました。
[プランナーのまつみや](http://www.gamefreak.co.jp/blog/staff/?p=202)からシナリオをもらって、セリフを読み上げながら
ずーっとピアノを弾いて(笑)。 **―…その作曲スタイルは一般的なのでしょうか?** うーん…多分一般的ではないと思います(笑)。
僕なりに色々やってみた結果、この手法が一番“曲に想いを込められる”と
思ったから、今回はこのような作曲スタイルになりました。 **―景山さんのオリジナルスタイルなのですね。
最後になりますが、スタッフボイス読者のみなさんへの
メッセージをお願いします。** 10月20日に「ポケットモンスターブラック・ホワイト」のサウンドトラックCDが
発売されます。
今回は1曲1曲をじっくり楽しんでもらいたかったので、長めに(2ループ分の
長さを)収録しています。
サウンド担当のスタッフ1人1人の“こだわりの1曲”をサントラのために
アレンジしたボーナストラックも収録しているので、ぜひチェックしてください。
あと、最初の方で話していますが、ゲーム中に隠れているたくさんの
「音の遊び」を見つけて遊んでもらえると嬉しいです!

—–
[⇒「ポケットモンスターブラック・ホワイト」サウンドトラックの詳細はコチラ](http://www.pokemon-sp.jp/special-sp/g_music/index.html)