[访谈翻译] 首藤刚志动画创作手记 第157回:宝可梦意料之外的事件——数月之前(世界观附录的哲学狂想、小说绝版之谜与闪烁阴影)
宝可梦动画初代总编剧首藤刚志亲笔手记第157回:在1997年12月轰动全球的“第38话闪烁事件”爆发前夜,回溯官方小说与单曲创作的疯狂岁月。首藤首度深度解密官方小说《Pocket Monsters: The Animation》的“双重文体结构”:一面是用温暖口吻体恤母亲花子等现实成人的通俗文本,另一面则是戏仿创世记、达尔文进化论与爱因斯坦相对论、字数浩瀚却宣称“宝可梦本质不可知”的学术风世界观附录!第1卷初版印厂漏印绝版书的奇谈,与第38话正片中首度播出的《火箭队永远在一起》单曲广告,共同交织成时代巨变前夜最后的狂澜。
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逐段译读
第157回 宝可梦意料之外的事件——数月之前
第157回 ポケモン予期せぬ出来事―数ヶ月前
原文
『ポケモン』のあるエピソードを見た子供たちが、原因不明でばたばた倒れた事件。1997年の12月中旬に起こった事だから、いつの間にか10年以上昔の出来事になっている。10年一昔というが、今となっては、「そう言えば、そういう事件があったな」と、記憶の奥底に沈み込んでいる事件かもしれないし、今の『ポケモン』ファンの中心層と思える小学生は、あの事件が起こった事すら知らないだろう。当時の『ポケモン』関係者の中には、あの事件を思い出したくもない人も多いだろう。そのエピソードの主役として登場したポケモンは、事件のシンボルとしてその後2度とアニメに登場しなかったし、『ポケモン』全体の歴史から今や抹消されているかに思える。
译文
因收看《宝可梦》某集动画而导致无数孩童不明原因相继晕厥倒地送医的事件——这桩爆发于1997年12月中旬的风波,在不知不觉间已然过去了整整十多个春秋。常言道十年恍若隔世,如今的世人或许只隐约在记忆深处残存着“当年好像确实闹出过这么一桩怪事”的模糊涟漪,而当今构成《宝可梦》拥趸核心的这批小学生们,恐怕连那场劫难的存在都闻所未闻。在当年亲历惊涛骇浪的宝可梦从业者中,痛彻心扉、至死不愿重提旧事的更不在少数。而作为那集主角登场的无辜宝可梦(多边兽/3D龙),甚至宛如被烙上了灾厄的诅咒图腾,自此彻底被逐出动画屏幕,近乎在整座宝可梦编年史中惨遭抹杀!
原文
今、あの事件の影響が今も強く残っているのが感じられるのは、アニメ番組やDVDのはじめに、「暗いところで見ないようにしましょう」的なテロップが入るのと、視覚的に刺激的な表現効果が減っている事だ。けれど、『ポケモン』のアニメがその責任を背負い込んで、一時バッシングとも言える非難の集中攻撃を受けたのは、僕個人としては腑に落ちなかった。あの事件は、アニメのスタッフにとって突発的に起こって、ほとんど誰も予想していなかった事だったと思う。僕にとっても、それは同じだ。だから、あの事件が起こる『ポケモン』のエピソードが放送がされた時とそれ以後の事は、その時点を語る時に書く事にする。
译文
时至今日,那场风波所留下的最深刻烙印,莫过于所有日本动画与DVD光盘片头必不可少的“请在光线明亮的室内保持距离收看”的警示字幕,以及业内对高频视觉刺激表现的严苛封印——从唤醒公众安全警惕的角度看,这无疑是极具积极意义的进步。然而,当年让《宝可梦》动画独自背负起全社会的倾盆脏水、遭受近乎毁天灭地的集中声讨与口诛笔伐,从我个人情感上讲至今依然如鲠在喉、难以释怀。那场灾难对于一线动画制作团队而言是完全不可抗力、毫无先例可循的晴天霹雳!关于第38话播映当夜及之后的惊天巨震,且留待后续章节详述;但彼时,我执笔的第31话《地鼠群起》与那集噩梦之间,仅仅相隔了数周时光。换言之,我得以沉浸在收视大捷的自豪与创作重压中的岁月,实则只有短短数月而已。
官方小说的双重文体结构:母亲花子的温情与学术风哲学狂想
小説版『ポケットモンスター』の二重文体:母親花子の孤独と学術的虚構
原文
その頃、小説とロケット団のテーマ曲と映画化の話が、目の前にあった。僕が『ポケモン』のアニメ用に考えた『ポケモン』の世界観は、かなり対象年齢が上の世界観だった。子供が楽しめて、大人の読者に馬鹿にされない小説……そんな小説とはどんなものか、ずいぶん考えた。で、ふたつの文体を考えた。小学生の低学年は、小説を読まない。しかし、平易な文章は学校で習う。親に読んでもらい、それを聞かせてもらう事もあるかもしれない。で、平易で耳で聞いて分かりやすい表現を心がけた。かといって、大人が読んでつまらなければ、子供に読んでやるにも身が入らない。そこで、登場する大人……とくに主人公の母親を丁寧に描いた。小説に登場する他の人物像も、大人がいろいろな形で共感できるように心がけた。
译文
在那个关口,官方小说、火箭队单曲作词以及剧场版大电影三座大山赫然横亘眼前。我为动画构筑的宝可梦世界观,实际上底色极其成熟厚重。既要让孩童如痴如醉,又绝不能让陪读的成年人嗤之以鼻——究竟怎样的文字才能承载起这份野心?苦思冥想之下,我确立了“双重文体”的独创结构:其一是清澈温润、平实质朴的口语叙事。考虑到低年级孩子大多由父母朗读催眠,我精心打磨了每一句入耳顺畅的音律;更重要的是,若大人读得索然无味,朗读便难以为继,因此我倾注心血极力丰满成人角色的骨肉——尤其是小智的母亲花子。我将她独自撑起拉面馆、目送十岁幼子远走天涯的寂寞、温情与母性描摹得丝丝入扣,让成年读者亦能潸然泪下、深深共鸣。
原文
だが、小説ともなれば、中高生以上の年齢も対象になる。そこで、もうひとつの大人っぽい文体を考えた。これが一苦労だった。『ポケモン』の小説には、各章に付録の文章がついている。「お急ぎの方は、次の章をお読みください。ただし、ここには、今までだれも知らなくて、これから役に立つかもしれない情報が書かれているかもしれません」付録の文章には、『ポケモン』世界を知るための、ゲームにもアニメにも描かれていない参考資料を書いた。つまり『ポケモン』の世界観の説明である。もちろん、『ポケモン』の世界は虚構である。だが、完全に虚構にはしなかった。旧約聖書の天地創造を元にしたり、ダーウィンの進化論をネタにしたり、動物行動学を意識したり、「生命潮流」のライアル・ワトソンを持ち出したり、現実に思い当たる事柄をひねった虚構にした。
译文
而另一重文体,则是专门为中高中生乃至狂热考据党量身定制的学术风严密论述。我在小说的每一个章节末尾,都煞有介事地附上了洋洋洒洒的文献式附录:“赶时间的读者请直接翻阅下一章;然而,此处或许记载着此前未曾有人知晓、且在未来可能至关重要的秘闻……”在这些浩繁的附录里,我肆无忌惮地构建起了一套庞大严谨的世界观文献体系:从旧约圣经的创世神话,到达尔文的物种起源与自然选择,再到动物行为学乃至莱尔·华生(Lyall Watson)的《生命潮流》(Lifetide),将现实人类科学史精妙解构并扭曲为宝可梦世界的演化假说!懂典故的成人为之抚掌大笑,且全无晦涩冷僻之感,纯粹是一场献给求知少年的宏大知识戏仿!
初版漏印的稀世绝版孤本,与第38话回响的火箭队战歌
初版落丁の幻本と、第38話「ロケット団よ永遠に」のCM
原文
各章の付録をつなぎ合わせた結論は、結局『ポケモン』は、人間の理解を超えた生き物という身も蓋もないないものだが、付録はかなりの量になり、数少ない大人の読者や『ポケモン』マニアからは、本文より付録のほうが面白いと、からかいまじりに言われ、僕としては痛しかゆしだった。最近、この小説を読み返して、ずいぶん苦労して書いたんだなあと、自分でも呆れた。この小説、1巻で、アニメのわずか4話分しか消化していないのである。しかも、アニメの3話、4話の部分は、アニメとはストーリー展開は同じだが、内容がかなり違っている。アニメで使われたセリフは、ロケット団の決まり文句以外、一切使っていない。小説に書かれた3話4話分のエピソードは、僕の想定したほうの3話4話を書いた。
译文
把全书所有世界观附录拼凑起来,其终极结论却是一个极其讽刺冷酷的真相——“宝可梦终究是凌驾于人类智识之上的未知不可名状之物”!由于附录过于引人入胜,成年书迷与硬核极客们甚至打趣道:“首藤老师,这书附录比正文好看一万倍啊!”让我既欣慰又哭笑不得。如今回看,全书第1卷厚厚一本,竟仅仅消化了动画前4话的剧情!且第3话、第4话除了保留大致行进骨架与火箭队标志性登场诗号外,其他所有对白情节全被我推倒重来,完全依照“若由我亲自执笔分集剧本会怎样展开”的原初构想重写了一遍!
原文
なお、こっそり言えば、何のミスかしらないが1巻の初版本は、終わり付近の文章が数行抜けていて、当時、出版社は、全部を刷り直したと言っていた。もし、あなたの手にした『ポケモン』小説の1巻の終わり付近の文章が抜けていて意味不明瞭なら、それこそ希少本である。小説の1巻は、あの事件の以前に出版された。僕は、小説を書き終えてすぐ、ロケット団のテーマ曲の作詞に取りかかった。そのテーマ曲「ロケット団よ永遠に」のCMが初めて流されたのが38話、あの事件が起きたエピソードの中だった。つづく。
译文
顺带悄悄分享一桩文坛轶事:不知当年印刷厂出了什么岔子,第1卷的初版单行本在全书快要收尾的地方竟然被莫名其妙漏印了整整好几行关键文字!出版社吓得魂飞魄散,紧急宣布收回并全盘重新制版印刷。如果诸位读者的案头恰好保留着那本尾声语句中断、上下文语义不通的第1卷首印本,那可是货真价实的稀世绝版孤本!而就在小说出炉后不久,我呕心沥血为三人组填词的单曲《火箭队永远在一起》(ロケット団よ永遠に)宣告完稿——而这首战歌的首发电视广告片(CM),恰恰是在1997年12月16日那个命定之夜,在播映那集引爆全日本大震动的第38话正片插播中,伴随着尖锐的警笛与无数孩童的晕厥,第一次轰然响彻了东洋的夜空……且听下回分解!
Archive record 档案信息
- Date
- 2008.08.20
- Source
- WEBアニメスタイル「シナリオえーだば創作術――だれでもできる脚本家」第157回
- People
- 首藤刚志
- Game / Work
- 宝可梦 动画系列、宝可梦 红·绿
- Page
- 未标注
- Language
- ja
- Status
- published