2007–2010 · DS & Worldwide / 全球拓荒时代 WEBアニメスタイル「シナリオえーだば創作術」 2008年08月13日

[访谈翻译] 首藤刚志动画创作手记 第156回:在『宝可梦』中初尝压力(深夜被警官放行的奇遇、火箭队才是真主角与超梦的诞生)

首藤刚志 首藤刚志 JA 原文 Poke Amice Studio 译 约 5 分钟

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宝可梦动画初代总编剧首藤刚志亲笔手记第156回:回溯宝可梦收视狂飙时期的创作心境。深夜身着睡衣无证驾驶被交警拦下,仅凭一句“我是写《宝可梦》的”竟获微笑放行?首藤首度坦言那份令他窒息的社会责任与创作重压。为什么在他眼中“火箭队三人组才是宝可梦真正的绝对主角”?喵喵充当了倾听宝可梦悲喜的唯一耳朵,武藏小次郎则是俯瞰人兽羁绊的真正智者。制作委员会总司令久保雅一剑指吉卜力、立誓进军好莱坞,《帝国反击战》式的片名《超梦的逆袭》在一字未动时便已轰然落定!

首藤刚志汤山邦彦久保雅一武藏小次郎喵喵宝可梦 动画系列宝可梦:超梦的逆袭

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逐段译读

第156回 在『宝可梦』中初尝压力

第156回 『ポケモン』でプレッシャー初体験

首藤刚志 受访
2 首藤刚志

原文

『ポケモン』のアニメ人気が上昇中の頃である。物事が好調に運ぶと、当然だが、それに関わるみんなの雰囲気がよくなってくるのを感じる。『ポケモン』のアニメ化が上手くいっているのは、脚本会議のスタッフの表情を見ていれば分かった。最初の頃は、アニメ化への疑問や不安が、脚本会議に緊張感をもたらしていた。ある脚本家の書いた脚本に、あるプロデューサーが否定的な意見を言った時には、「あんた、僕の脚本に何が言いたいわけ? どうしろというの?」と、明らかに脚本家の怒りのこもった返答があり、脚本会議がシーンと水を打ったように静まり返った時もあった。

译文

那正是《宝可梦》动画收视率节节攀升、人气如日中天的黄金上升期。所谓顺风顺水,周围一切共事之人的面容神态自然也发生了天翻地覆的温润变化。要辨别一部动画是否大获全胜,只要踏进剧本研讨会端详众人的脸色便一目了然。遥想开播伊始,对游戏改编动画前景的种种疑虑与惶恐曾让会议室空气凝结成冰。曾几何时,一位制片人对某位资深编剧的原稿提出尖锐指摘,那编剧当场勃然作色、怒目而视:“你到底想对我的剧本指手画脚什么?!你直说你究竟想怎样?!”全场霎时间鸦雀无声、落针可闻,剑拔弩张到了极点。

首藤刚志 受访
3 首藤刚志

原文

しかし、そんな脚本会議も、『ポケモン』のアニメ版が評判になり、ヒットしているという手ごたえが感じられるようになると、雰囲気が変わる。脚本会議のメンバーの顔に笑顔が浮かび、できあがってくる脚本に対して、相変わらずいろいろな意見が交わされるものの、その口調にとまどいや逡巡が感じられなくなった。『ポケモン』アニメのヒットは、ポケモンに関わる人のほとんどに、明るさをもたらした。アフレコのスタジオも、明るい顔が目立った。アフレコのロビーには毎回、ゲーム関係や玩具関係のスタッフからのポケモン玩具の差し入れが山のようにあった。子供のいる声優さんや、親戚に子供のいる声优さんは、その子達にとって、毎週サンタクロースだったろう。僕自身にとっても、今思えばこの頃が『ポケモン』に関わって一番楽しかった頃かもしれない。

译文

然而,随着收视爆表、赞誉如潮的捷报纷至沓来,会议室的阴霾瞬间烟消云散。每个人脸上都洋溢着发自肺腑的灿烂笑意,哪怕依然为剧本细节争论不休,字里行间却再无迟疑与龃龉,取而代之的是“这个好玩!”“那个不行啦哈哈”的欢声笑语。这场胜利给所有身处漩涡的创作者带来了无尽的光明。录音棚大厅里,每周都堆积如山般摆满了赞助商与玩具厂商慰劳的宝可梦周边玩具;对于那些家有儿女、或是亲戚家有小孩的声优们来说,每次录完音带回大包小包玩具的他们,简直就是孩子们心中每周降临的活圣诞老人!回首往昔,那段日子或许正是我投身《宝可梦》生涯中最为欢畅快意的时光。

睡衣夜行与路卡交警:社会现象背后的骇人重担

パジャマ運転と深夜の警察官:社会現象の戦慄すべき重圧

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5 首藤刚志

原文

他の『ポケモン』スタッフの方ほど、ヒットに対するプレッシャーもなく『ポケモン』に入り込んだ僕にとって、『ポケモン』のアニメのヒットは、単純にうれしかったが、実感としてはピンとこなかった。『ポケモン』効果を実感したのは嘘のような体験をした時だ。夜、レンタルビデオを返すために、パジャマ姿で車を運転していたら、警官に止められた。仕事場に運転免許を忘れていた。「仕事は?」と聞かれ、「物書きです」「どんな?」と聞かれ、とっさに、「今、TVでやっている『ポケモン』とか……」と答えたら、「あ、ほんと? うちの子も見ている……今度は免許、忘れないようにね、運転気をつけてね」それだけ言って見逃してくれたのである。これ、本当の話である。

译文

相比于那些赌上身家性命的高层,原本只是受老友汤山邦彦总导演之托从旁协助的我,对大火一事原本并没有多么强烈的实感。真正让我如梦初醒、战栗不已的,是一桩荒诞绝伦的亲身奇遇——某个深夜,我一身邋遢睡衣驾驶汽车去录像店归还录像带,半路被执勤交警当场拦下盘查。糟糕的是,我的驾照忘在了工作室里!交警严厉盘问:“职业是什么?”我答:“撰稿人/编剧。”“写什么的?”情急之下,我随口答道:“就是……目前电视上正播着的那个《宝可梦》……”话音刚落,交警脸上的严霜竟瞬间融化如春风拂面:“啊!真的假的?!我家孩子每周都看得着迷得不行呢!……下回可千万别忘带驾照啦,路上小心开车哦!”言毕,竟挥挥手直接将我放行!——各位,这可千真万确是发生在我身上的真人真事!

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6 首藤刚志

原文

『ポケモン』って、凄いんだな……。我ながら感心し、いささか呆れた。あのお巡りさんは、『ポケモン』の関係者に悪い人はいないと思ったのだろうか?そんな頃、『ポケモン』の小説を書くことになり、おそらく他の『ポケモン』アニメ関係者から半年ほど遅れて、妙なプレッシャーを感じた。つまり、へんてこな小説は書けないぞ。お巡りさんをがっかりさせちゃいけないぞ……である。小説の内容はとっくにできていたが、書くとなると、相当疲れた。少なくとも、ジュンサー(ポケモンに登場する女性警官)のことは悪く書けない。

译文

《宝可梦》的影响力……竟然恐怖到了这般地步?!在震撼与瞠目结舌之余,我忍不住苦笑:难道那位警察同志潜意识里坚信,参与创作《宝可梦》的人类绝不可能是坏人吗?!也正是在那个当口,小学馆正式向我约稿执笔官方小说,这份迟来了大半年的社会重压,如万钧巨石般轰然砸在了我心头——我绝不能写出一本粗制滥造的烂书,我绝不能让那位放我一马的交警同志失望!尽管小说设定早已烂熟于心,但落笔时耗费的心力却堪称脱胎换骨。至少,在书中描写君莎警官(Jenny)时,我无论如何也绝不能抹黑警界形象了!

“真正的绝对主角”火箭队:俯瞰世俗与偷听心声的哲人

「真の主役」ロケット団と、世界を俯瞰するニャースの耳

首藤刚志 受访
8 首藤刚志

原文

そして、悪役のロケット団のテーマ曲というかイメージ曲の作詞の話がきた。ロケット団のトリオは、言うまでもなく『ポケモン』のレギュラーである。僕としては、主人公達より大切なキャラクターだった。僕の考えた『ポケモン』というストーリーのテーマの中で、主人公の少年はステロタイプで、まあどうでもいい存在だった。主役という顔で出ていればいい。僕にとって本当にしっかり描かなければならないのは、モンスターボールに入りたがらない変なポケモン、ピカチュウとロケット団のトリオだった。彼らが、『ポケモン』のテーマを語ってくれる位置にいるからだ。

译文

紧接着,为反派火箭队三人组谱写形象主题曲的作词重任也交到了我手上。火箭队三人组是每集必至的常驻支柱,但在我私心深处,他们远比小智一行更加无可替代!在我构筑的宝可梦戏剧宇宙中,名为小智的热血少年充其量只是一个脸谱化的正派符号,谁来当都无关紧要,只要摆出一张“我是主角”的面孔便已足矣。我真正投注心血必须雕琢到底的灵魂寄托,唯有那只抵死不愿钻进精灵球的怪胎皮卡丘,以及火箭队这三个流浪天涯的恶党——因为唯有他们,才真正站在足以道破《宝可梦》终极哲学命题的至高视点!

首藤刚志 受访
9 首藤刚志

原文

なぜなら、ロケット団のトリオは、常連の悪役として主人公達の周囲をうろつく事によって、主人公以上に『ポケモン』世界を俯瞰で見ている。おまけに、ロケット団のニャースは、ポケモンの言葉を人間に通訳できるのである。ムサシとコジロウは、主人公の少年より、ポケモンの感情をニャースから聞く機会が多いはずだ。ポケモンと人間の関係がどういうものか知り、ポケモンと人間の関係を語れるのは、主人公の少年ではなく、ロケット団のトリオなのである。つまり、僕にとって『ポケモン』の実質上の主役は、ロケット団なのである。

译文

原因何在?作为常客反派游荡在主角周围的火箭队,正因被放逐在主流边缘,反而比主角更能以冷静清醒的冷眼俯瞰整个宝可梦世界的荒谬与真相!更为关键的是,火箭队的喵喵是全宇宙唯一能够将宝可梦心声同声传译给人类的奇迹钥匙——武藏与小次郎借由喵喵之口,比那个蒙在鼓里只顾战斗的小智,有千百倍的机会聆听宝可梦最真实的悲欢!唯有火箭队三人组,才真正洞悉宝可梦与人类之间最残酷又最温柔的本相!换言之,在我首藤刚志的创作字典里,《宝可梦》实质上的真正主角,从来就是火箭队!

久保雅一剑指吉卜力:一字未落便已定名的《超梦的逆袭》

久保雅一の号令と、脚本なき大作『ミュウツーの逆襲』の誕生

首藤刚志 受访
11 首藤刚志

原文

で、続いて映画化の話である。『ポケモン』のヒットに意気軒昂の、『ポケモン』アニメ仕掛け人の大プロデューサー(通称御前様)は、総監督や僕、アニメスタッフに言った。「『ポケモン』の映画版は、そのまま外国で上映するから、世界に通用するようなアニメにするように……」大プロデューサーは、ジブリアニメを相当意識しているようだった。日本で作られたそのままを海外で上映する……それは、作り手としてはうれしい。しかし、ジブリのアニメはいかにも日本の匂いがする。だが『ポケモン』は、日本らしさはあまりない、いわば無国籍アニメである。それが、海外で通用するには、海外に通用する作品テーマが必要になる。

译文

在小说与作词的双重夹击下,剧场版电影的惊雷随之炸响。借着动画大热而意气风发、被尊称为“御前大人”的小学馆幕后总舵手久保雅一大制片人,当着总导演汤山与我和全体核心团队的面掷地有声地下令:“宝可梦的剧场版,必须以在日本原汁原味上映的原版直接杀向海外!给我做成能够横扫全球的世界级动画!”久保显然在极其强烈地对标着吉卜力工作室。作为创作者,作品能不被肆意剪辑走向世界自是无上荣光;然而吉卜力根植于浓郁的东洋风土神韵,而《宝可梦》却是彻头彻尾剥离国籍的“无国籍动画”——要让它通行全球,必须挖掘出足以穿透所有人类种族灵魂的宏大母题!

首藤刚志 受访
12 首藤刚志

原文

映画化の話はどんどん決まっていく。ゲーム上、最も強いポケモンは、ミュウツーだった。だから映画はミュウツーの登場する話にしよう。「スター・ウォーズ」に逆襲というタイトルのついた映画があった。逆襲という題名はいい。大プロデューサーはそう判断した。だから映画の題名は『ミュウツーの逆襲』。これもあれよあれよという間に決まってしまった。だが、そのストーリーは、何も決まっていなかった。小説に作詞に題名だけ決まった映画……一気にプレッシャーが襲ってきた。ものを書いていてプレッシャーを感じたのは、初めてだったといっていい。しかし、人生という奴は、何かが襲ってくると、それは立て続けにくるもののようだ。あの事件が起こるのはその数ヶ月後である。

译文

根本容不得我们从容思考,电影企划便以狂风暴雨之势火速拍板!在原作游戏中战力天花板的传说宝可梦是超梦(Mewtwo),那么电影毫无疑问必须让超梦担纲绝对核心!“《星球大战》里不是有一部叫《帝国反击战/逆袭》(The Empire Strikes Back)吗?‘逆袭’这个词霸气凌厉,太绝了!”大制片人当机立断。于是,电影片名当场敲定为——《超梦的逆袭》!然而,彼时除了这个响彻云霄的片名之外,整部电影要讲什么故事,竟连半个字都没有写出来!小说连载、单曲作词、毫无剧本却定下全球野心的巨型电影……排山倒海的万钧重压自四面八方将我彻底淹没。一生放荡不羁、遇难则逃的我,有生以来第一次尝到了名为“创作重压”的刺骨窒息。然而命运的无情齿轮一旦咬合,灾厄便如暴雨般接踵而至——距离那场震动日本列岛的突发事件,仅仅剩下最后的数月光阴。

Archive record 档案信息
Date
2008.08.13
Source
WEBアニメスタイル「シナリオえーだば創作術――だれでもできる脚本家」第156回
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首藤刚志
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宝可梦 动画系列、宝可梦:超梦的逆袭、宝可梦 红·绿
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