2007–2010 · DS & Worldwide / 全球拓荒时代 WEBアニメスタイル「シナリオえーだば創作術」 2008年06月04日

[访谈翻译] 首藤刚志动画创作手记 第151回:带字幕的宝可梦(“巨大宝可梦之岛”的御前舌战与欧洲酒馆里的抱怨哲学)

首藤刚志 首藤刚志 JA 原文 Poke Amice Studio 译 约 5 分钟

模式
氛围
访谈阵容

宝可梦动画初代总编剧首藤刚志亲笔手记第151回:揭秘动画史上绝无仅有的“宝可梦字幕回”——第17话《巨大宝可梦之岛!?》诞生全内幕。宝可梦“用名字叫唤”的配音规则竟是声优现场即兴神来之笔?为宝可梦对话打上字幕,为何在首藤看来是一把险些抹杀物种多样性、将世界矮化为“唯有人类与宝可梦两种语言”的双刃剑?在遭到东京电视台与制作委员会高层集体枪毙的“御前会议”上,首藤如何意气用事挺身护犊,反将这桩最难啃的硬骨头揽在自己肩上?漫步欧洲廉价酒馆领悟的“醉汉牢骚哲学”,配合《银翼杀手》式的荒诞虚构关东煮摊,成就了宝可梦史上不可复制的实验神作。

首藤刚志汤山邦彦大谷育江宝可梦 动画系列宝可梦 红·绿OLM小学馆任天堂

Transcript / Parallel reading

逐段译读

第151回 『宝可梦』附带字幕:第17话的奇妙冒险

第151回 『ポケモン』字幕つき

首藤刚志 受访
2 首藤刚志

原文

『ポケモン』の17話は、ポケモンの声に字幕を入れたエピソードとして、記憶に残っている方がいるかもしれない。字幕を入れるというアイデアは、一風変わった話を作る脚本家として一部の人に知られている僕が考えたと思っている方も多いようだが、実際は違う。『ポケモン』の脚本会議では、プロデューサーや監督からもいろいろなアイデアが飛び交っていた。『ポケモン』の会話を字幕で表現するというアイデアは、そんなプロデューサーの1人が、考えたもののひとつだったのである。

译文

在老观众的记忆深处,《宝可梦》动画第17话《巨大宝可梦之岛!?》或许是一座极为醒目的地标——因为在这一话里,宝可梦之间的叫声被破天荒打上了人类语言的对话字幕。不少熟悉我以行事怪诞、擅写奇案闻名的圈内人,往往会理所当然地以为这个天马行空的点子出自我的手笔,但实情恰恰相反。在当年的剧本研讨会上,制片人与导演团队不断迸发出绚烂的灵感火花,而用字幕来具象化宝可梦之间交流的创意,正是其中一位制片人的突发奇想。

宝可梦叫声的诞生秘史,与字幕化险些动摇的世界观根基

ポケモンの鳴き声の誕生と、字幕化が孕む「世界の危機」

首藤刚志 受访
4 首藤刚志

原文

ところで、アニメ版に登場するポケモンは、それぞれの鳴き声を持っているが、その多くは、名前に由来するものが多い。ピカチュウは「ピカピカ」と鳴くし、フシギダネは「ダネダネ」と鳴くという具合である。これは脚本会議で決められたわけではない。初期の脚本には、ポケモンの鳴き声は書かれていなかった。アフレコ当日になって、ポケモンの鳴き声が必要になった時、ポケモンがどんな鳴き方をするのかは、ポケモンの声を担当する声優さんに任される形になったが、そんな声優さんの1人がアドリブで、その人の担当するポケモンの名前に近い音声の鳴き声を出し、思いのほか面白かったので、監督やプロデューサーの方たちも納得した。それが他の声優さんたちにも波及し、それぞれの担当するポケモンの名前をもじったような鳴き声を出すようになったのである。

译文

话说到这里,动画版中登场的每一只宝可梦都有其独特的鸣叫声,且大多源自它们自身名字的音节缩写——皮卡丘发出“皮卡皮卡(Pika-pika)”、妙蛙种子发出“种子种子(Dane-dane)”便是代表。然而,这套如今被视为不可动摇的黄金法则,当初根本不是在剧本研讨会上敲定的!在早期的分集剧本里,压根没有标注宝可梦该怎么叫唤。直到录音配音(After-recording)的当天,现场急需宝可梦发声,究竟该如何演绎全凭声优自由发挥。就在彼时,某位声优现场即兴发挥,用酷似宝可梦名字的发音模拟出鸣叫,效果出奇地灵动有趣,导演与制片人们当场拍案叫绝。这股即兴风潮瞬间席卷整个声优阵营,大家纷纷效仿,以各自角色的名字谐音作为叫声的基底。

首藤刚志 受访
5 首藤刚志

原文

だが、ポケモン同士がどんな意味のことを鳴いているのかは、分からないことになっていた。ポケモンの言葉を通訳できるのは、人間の言葉をしゃべれるニャースだけという設定だ。そこで、ポケモン同士が何をしゃべっているか、視聴者の子供たちも興味を持つだろうし、ポケモンの会話を字幕で見せよう、というアイデアが出てきのである。で、ポケモンの会話に字幕を入れるエピソードを作ろうというという事になったのだが、僕自身は乗り気ではなかった。

译文

但在官方设定中,宝可梦彼此啼叫究竟蕴含何意,人类是无从知晓的;唯一能充当翻译桥梁的,唯有学会了人类语言的异类喵喵。正因如此,荧幕前的小观众们自然会对“宝可梦之间私下究竟在聊些什么”抱有无限好奇,制片人这才顺水推舟提出了“用字幕展现宝可梦对话”的提案。团队为此决定专门打造一集配字幕的话数,然而坦白讲,我个人从一开始便对此深存疑虑、毫无干劲。

首藤刚志 受访
6 首藤刚志

原文

ポケモンの言葉に字幕をつけると、『ポケモン』という生き物が、人間と同じような思考をする生き物であるというのが分かることになる。言葉が分からない外国語の会話に日本語の字幕をつけるというのはいい。言葉が違うだけで、人間同士であることには違いないからだ。しかし、ポケモンは人間ではない。別の生き物である。どんな思考、感情をもっているか分からない。人間対人間なら何とかコミュニケーションが取れるが、人間対動物、人間対ポケモンのコミュニケーションは難しい。動物の持つ思考や感情の本当のところは分からない。

译文

一旦给宝可梦的言语打上字幕,便等于在昭告天下:宝可梦这种生灵拥有与人类同等构造的思想体系。为听不懂的外语对话打上母语字幕当然理所当然,因为语言虽异,彼此同为人类,只要打上字幕便能理解语义。可宝可梦绝非人类,它们是截然不同的物种,内心究竟奔涌着何种异质的情感与心智,人类根本无从揣度。人与人之间尚能艰难沟通,但人与野兽、人与宝可梦之间的对话却隔着不可逾越的鸿沟。哪怕有人自以为能与家中的猫狗心意相通,充其量也只是人类一厢情愿的傲慢投射罢了!

首藤刚志 受访
7 首藤刚志

原文

ポケモンの言葉、鳴き声に日本語の字幕を付けるのは、動物を擬人化すること以上に、ポケモンを人間化して描くことになりはしないか?さらに、ポケモンの言葉に字幕をつけることは、アニメ版『ポケモン』の世界に登場するポケモンが統一した言語を持っていることになる。種類の違うポケモン同士でも、意思の疎通ができるという事になる。姿かたち能力以外のポケモンの多様性がなくなってしまうのである。つまり、アニメ版『ポケモン』は、人間語とポケモン語のふたつしかない世界になってしまう。それでいいのかどうか?

译文

给宝可梦的啼鸣强行贴上日语字幕,难道不是跨越了“拟人化”的雷池,将宝可梦彻底“人类化”了吗?更可怕的是,字幕化意味着整个生态中成百上千种形态各异的宝可梦,竟然共享着同一套放之四海而皆准的通用语言!无论种族如何悬殊,彼此都能无障碍交谈——这不仅直接抹杀了除了外貌能力之外宝可梦的一切物种多样性,甚至直接将整个《宝可梦》世界矮化为一个狭隘单调的二元闭环:世上只剩下“人类语”与“宝可梦语”两种语言!——这样粗暴的世界观坍塌,当真可以被接受吗?

“御前会议”的高层否决,与无退路之下的意气揽件

「御前会議」の否決と、引くに引けない意地の引き受け

首藤刚志 受访
9 首藤刚志

原文

そうするうちに、脚本会議とは別の、アニメ版『ポケモン』制作の上層部の会議の日がきた。前にも書いたが、「御前会議」とあだ名されている会議である。その席で、脚本会議に出ていたプロデューサーの1人から、ポケモンの字幕の話が出た。とたんに、上層部から出たのは反対意見だった。放送局側からも反対意見が出た。主に、字幕は視聴者に分かりにくい……が、その理由だった。総監督が、字幕入り『ポケモン』をなかなかやりたい様子を見せない僕に焦れて、「時間があったら、自分が脚本を書くのに……」とまで言ったのだ。実制作の面々が、やりたがっていることなのである。で、僕は「短くて子供にも分かりやすい字幕でやればいいんじゃないですか?」等々と、反対意見への反論をした。

译文

就在我迟迟按兵不动之际,制作委员会与高层例行评估的“御前会议”如期而至。席间,一位参与剧本会的制片人兴冲冲地提起了宝可梦字幕回的企划,不料话音未落,委员会高层与东京电视台代表便齐声厉色反对,理由是“小孩子根本看不懂滚动字幕”。然而,现场一线制作团队却对这个实验充满执念,总导演甚至对裹足不前的我急躁直言:“要是我有空,我都想亲自执笔来写!”看着现场制作人员满腔热忱被无情浇冷水,我那股护犊好胜的劣根性顿时涌了上来,竟当场拍案反唇相讥:“只要写成短小精炼、连孩童也能一眼看懂的字幕不就解决了吗?!”

首藤刚志 受访
10 首藤刚志

原文

シリーズ構成がそこまで言うのなら、といった感じで、ポケモンの字幕は一応了解された。しかし、その時点で、字幕入りポケモンがどんなエピソードになるか決まっていなかった。字幕入りポケモンの脚本が面白くなければ、何を言われるか分からない。責任は僕にある……というより、自分で自分に責任を負わせたようなものである。本来、字幕入り脚本には乗り気でなかったし、脚本にしたとしても、僕が書く気はなかった。しかし、僕が言ってしまった「短くて子供にも分かりやすい字幕」で、しかも、内容的に面白い脚本など、言うのはやさしいが書く方は大変である。そんな脚本を指名された脚本家は可哀想である。となると、僕が書くしかない。で、書いたのが「きょだいポケモンのしま!?」である。

译文

既然总编剧把话说到这个份上,高层与电视台勉强作罢放行。然而,彼时连这集究竟要讲个什么故事都八字没一撇!若端出来的剧本索然无味,等待我们的必将是铺天盖地的责难——责任已全部扣在了我的头上,或者说是我亲手将绞索套上了自己的脖子。原本我既不赞成字幕,更没打算由自己执笔;然而我当众立下的军令状是“既要台词短小、孩童秒懂,又必须寓意深刻、绝妙幽默”——这话说来轻巧,落笔却难如登天!若把这口黑锅硬塞给轮值的其他年轻编剧,未免太过残忍不公。思来想去,唯有自己拉下的烂摊子由自己亲自吞下。于是,第17话《巨大宝可梦之岛!?》便在这般绝境中被迫动笔了。

漫步欧洲廉价酒馆的“抱怨哲学”,与荒诞关东煮摊的破局

ヨーロッパ安酒場の「ぼやき」と、虚構のおでん屋台

首藤刚志 受访
12 首藤刚志

原文

困り果てて、業界の人間ではない友人相手に、止められていた酒を飲みながら、「どうしたもんか」とぼやいていたら、思いついた。それが、酒場の「ぼやき」なのである。若い頃、ヨーロッパの安酒場をめぐり歩いたが、そこにたむろする人たちが、何をしゃべっているのかは分からない。だが、少なくとも酒を飲みながら、相手に何かをぼやいている人は分かった。ぼやきの理由は分からないが、怒っているように見えても、喜んでいるように見えても、結局のところ、何かをぼやいている人は見て分かるのである。「ぼやき」の中身は「○○○」「×××」「△△△」で分からないが、「ぼやいている人」には大切なセリフである。

译文

苦思冥想陷入死局的我,拉着圈外好友,违背医嘱倒上烈酒,在醉意微醺中愁苦地抱怨哀叹着“这可怎么收场啊”。突然间,一道惊雷在混沌中劈落——正是酒馆里的“发牢骚(ぼやき)”!青年时代,我曾穷游欧洲各国,混迹于形形色色的底层廉价小酒馆。那些围坐买醉的异国男女究竟在吐露什么语言,我一个字也听不懂;但只要打量一眼,我便能精准辨识出那些借酒浇愁、向身旁同伴无休止发牢骚发泄的人。不论他们的表情看起来是暴怒还是讪笑,那股浸透骨髓的“牢骚气”跨越国界一眼即明!尽管台词在耳中全是乱码,可对当事人而言,那是比生命还滚烫的宣泄。

首藤刚志 受访
13 首藤刚志

原文

『ポケモン』の世界は、ポケモンと人間の世界である。『ポケモン』が、ぼやくとしたら、人間との関係である。それなら、子供にも日本語を知らない外国人にも分かると思った。喜怒哀楽は動物にもあるかもしれないが、人間以外に「ぼやく」生き物は、ポケモンだけかもしれない。「ぼやく」生き物としてのポケモンの、他の動物とは違う特異性のようなものも加味できるかもしれない。後は、字幕の出てくる画面も虚構のように見せれば、字幕の出てくる場面そのものが虚構としての意味も持ってくる。「きょだいポケモンのしま!?」は、作りものの巨大化したポケモンのいる島である。舞台全部が、虚構の世界なのである。このエピソードでは、ポケモンが屋台のおでん屋で酒を飲んでぼやく。

译文

《宝可梦》的世界,唯有人类与宝可梦二者共存。设若宝可梦们真的要围坐发牢骚,它们所倾诉宣泄的,必然唯有与各自人类训练家之间的荒唐羁绊!这不仅日本幼童能懂,全世界连一句日语都不识的外国人也能感同身受!喜怒哀乐或许所有飞禽走兽皆有,但世间除人类之外唯一会“借酒发牢骚”的生灵,恐怕唯有宝可梦!这恰恰赋予了它们超越寻常兽类的绝妙特异性。不仅如此,只要将字幕出现的场景彻底戏剧虚构化,字幕本身便获得了荒诞演出的豁免权——《巨大宝可梦之岛》全岛本就是火箭队坂木老大投资建造的人造机械主题乐园,整座岛屿从头到尾就是彻头彻尾的人工虚构巨兽世界!在这个世界里,皮卡丘、妙蛙种子、小火龙、杰尼龟与阿柏蛇、瓦斯弹像失意工薪族一样蹲在路边关东煮摊上碰杯发牢骚,如《银翼杀手》那般虚实交错、神采飞扬!这一话绝非临时硬塞的段子,而是为了给字幕赋予戏剧灵魂而量身浇筑的奇迹珍品。

Archive record 档案信息
Date
2008.06.04
Source
WEBアニメスタイル「シナリオえーだば創作術――だれでもできる脚本家」第151回
People
首藤刚志
Game / Work
宝可梦 动画系列、宝可梦 红·绿
Page
未标注
Language
ja
Status
published